【令和の時代】

　令和の時代、一体どんな時代になるのでしょうか？ 時代は、留まることを知らない。永遠に流れ続けていきます。どんな時代になってもそれに逆らうことなく、時代の流れに沿って生きていくしかない。それは、今を生きる人々に課せられた一つの使命なのかも知れない。

 【問　題】

　今、日本では、少子高齢化、人口減が問題視されているが、これも必要だから現実に起きているのではないか？ 結婚しない男女はともかく、結婚しても子供が生まれない、不妊症に悩む夫婦の割合も高い。男性の４人に1人に、不妊の原因があるという。

地球環境の問題が取り沙汰されているが、今、世界的に見れば、人口は急激に増加している。私が生まれた50年前、世界の人口は、約40億人。それが、今や75億人を超えている。近年、加速度的に増えてきている。これでは、地球が悲鳴をあげるのも無理はない。

　そのように考えると、我々先進国での人口減は、必然的なものとならざるを得ない。

 【経　済】

　地球環境がこれだけの勢いで、破壊され、エネルギーが枯渇していくなか、省コストな産業がどんどん発達してくるのも時代の流れであろう。インターネット産業は、世界を身近なものとし、瞬時に情報交換が可能となった。無人店舗、空飛ぶタクシー、自動運転などもその延長線上にある。

　どこかで人口の増加に歯止めをかけ、人や資源が無くても成り立つ経済の発展が、今後、地球規模で求められる経済のあり方なのかも知れない。

 【生き方】

何を求めて生きていくのか。今の若者は、草食系男子が増え、女性から告白するというのが当たり前の時代。車や家を欲しがらない物欲の無い時代。引きこもり、不登校・・等々。これらを単なる平和ボケ、おかしいと否定することは簡単だが、これも時代の流れの一環。受け入れなければ、時代の流れに逆らうことになる。特に人を雇用する立場にあるものは、この辺の理解が無いと取り残されることは必至である。

 【未　来】

　資源の枯渇？　実際には無くならない。どんなに平和ボケに見えるようなことでも大丈夫。いちいち逆らわず、時代の流れに身を任せる覚悟があれば大丈夫。そのうちに国内の矛盾、世界の不均衡が良い方に是正されていくはず。

　令和の時代、様々な変化を楽しみながら、ご自身のお商売も適宜変化させていく心がけが必要でしょう。